さよなら、モラ夫
結婚してからずっとモラ夫の攻撃を受けていました。
鬱で寝たきりの状態が2年続きました。
私にとってこれ以上無駄で無意味な苦痛はありません。
しかしモラ夫にすれば、ただ韓国の生活に順応できない可哀そうな嫁。
自分と性格が合わない嫁。
それだけのことなんです。
私はモラ夫の強要がつらかったのです。
モラ夫の要求を普通に拒否しても事が大きくなるだけです。
家族や友達を巻き込んででも自分の正当性を主張し、相手がそれを受け入れるように教えてあげないといけない、というしょうもない考え方の犠牲に私はなりました。
モラ夫と一緒になって私を嘲笑し、モラ夫を正当化する周辺の人も私とは何の関係もありません。
あるのはただモラ夫が、陣痛で苦しんでいる私に ”子供が生まれるのは何時何分かはっきり言え!“ と怒鳴ったレベルの愚かさだという事実です。
そのようなことですら男性ならあり得るとするモラ夫の周囲、それも出産経験者を含む周囲であるという事実です。
もはや私はモラ夫を夫として、というよりも人間として認識することすらできません。
2年程前から、離婚することを前提に生活しています。
こちらで雇用センターも行ってみたし、就職活動もしてみました。
日本に帰ってしばらくブラック企業でつらいバイトもして来ました。
自立する準備はしています。
継続します。
なので、何事もなかったかのように近づいて来ないでほしいです。
私が鬱で寝たきりにまでなったのは、モラ夫の強要のせいであり、モラ夫がつくった状況であると私が言うのだから、それが事実です。
全てを捨てこちらに来ても、働きもせずしつこくしつこく信じられない嫌がらせをされたあげく”耐えろ”とモラ夫自身からもモラ夫家族からも言われました。
理不尽なことは全て韓国の文化でそれを理解しないお前が悪い、と随分言われました。
”義兄夫婦の子供まで押してけてきて、多くの時間を奪いながらも韓国語ができないですって??
義兄嫁さん、あなた来た当初学校に通っていたそうですね!
義兄さん、責めるくらいなら自分の子供の世話をするなり稼ぐなりして下さい。”
何度心の中で思ったかわかりません。
それが目に見える外傷だったら認識できるのでしょうか。
目に見えない心の傷はなかったことになるのでしょうか。
モラ夫にはなかったことになったり、忘れたりする事実でも、私には一生消えない大きな傷と消耗です。
モラ夫がどれだけ態度を変えても、どれだけ良くしてこようとも、もう何も変わりません。
ここまで耐えた理由はモラ夫個人に好意を持っていたからではありません。
離婚に抵抗があったこと、簡単にあきらめるのが私をここに送り出してくれた人たちに申し訳ないからです。
子供に申し訳ないからです。
この世にここまで異常な人間が、人間達が存在することを知らなかったからです。
さよなら、モラ夫。
あなたのおかげでこの世には決してわかりあえない人間が居ることがよくわかりました。